後半戦を控えたFCソウルは、外国人選手を補強し、攻撃強化に出た。空席となっていたアジア枠(アジアクォーター制)を元日本代表の高萩洋次郎(29)で埋めた。
今夏の移籍市場を通してFCソウルに合流した高萩は、先月25日の仁川戦で交代投入され、Kリーグデビュー戦となった。約30分という短い時間だったが、簡潔なボールタッチと鋭いパスをみせた高萩は、FCソウルの新たな司令塔となったことを証明したみせた。
新たな助っ人外国人を獲得したのに加え、FCソウルの雰囲気も上昇気流。先月22日、浦項とのFAカップ8強戦で勝利したFCソウルは、3日後におこなわれた仁川との後半戦・初戦でも2-0で完勝し、勝利を続けている。この結果、2年連続でFAカップ準決勝進出はもちろん、リーグ順位を4位までアップさせ、良い雰囲気のまま休息期を迎えた。
2週間のリフレッシュを終えたFCソウルは、移籍市場で戦力も補強し、準備は万全。加えて、夏に強いFCソウルは、次節・蔚山戦も「勝利」しか見えていない。後半戦、このまま突っ走ることはできるか、期待が高まっている。
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