非武装地帯(DMZ)で発生した地雷爆発事故が、北朝鮮の計画的な挑発によるものと10日、韓国軍当局が調査結果を発表。これに対して、北朝鮮の反発が予想されている。
非武装地帯(DMZ)で発生した地雷爆発事故が、北朝鮮の計画的な挑発によるものと10日、韓国軍当局が調査結果を発表。これに対して、北朝鮮の反発が予想されている。
去る4日、京畿道(キョンギド)・坡州(パジュ)近郊の非武装地帯(DMZ)で発生した地雷爆発事故が、北朝鮮の計画的な挑発によるものと10日、韓国軍当局が調査結果を発表。これに対して、北朝鮮の反発が予想されている。

 軍当局はこの日、現場調査結果を発表し、現場で発見された地雷の破片や部品が北朝鮮軍が主力として使用する木箱地雷だったと発表。また、事故発生前の動向などを分析した結果、北朝鮮軍が先月23日から今月3日の間に軍事境界線(MDL)から侵入し、韓国側地域に地雷を埋めたと調査された。

 しかし、該当地域の裂傷監視装置(TOD)映像などでは、北朝鮮軍が地雷を設置するシーンが確保できておらず、一部ではこのような状況が2010年に起きた天安沈没事件と類似している、との解析も提起されている。

 北朝鮮は、まず韓国側のメディア報道を綿密に分析し、北朝鮮軍の動きが監視映像に捉えられていないなど、確実な物証がないと判断されれば、これを理由に本格的な逆攻勢に出ると予想される。

 また、韓国軍が対抗の次元で、北側に向けた拡声器放送を実施したことで、北朝鮮側も強力に非難、対抗する可能性が高まってきた。


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