【ソウル聯合ニュース】4日間の日程で北朝鮮を訪問した韓国の故金大中(キム・デジュン)元大統領夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏に同行した関係者は9日、聯合ニュースに対し、訪朝中に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との面会を要請したが、実現しなかったと明らかにした。「さまざまな事情があった」と説明した。 また、金第1書記との面会が実現せず「非常に残念」とした上で、「李氏が南北双方に協力や対話が必要だとのメッセージを伝えたことは大きな成果だ」と評価した。 李氏は5日午前にソウルの金浦国際空港を出発しチャーター機で平壌入り。小児科や産婦人科の病院、児童施設、妙香山などを訪問し、8日に韓国に戻った。 李氏の訪朝は、2011年12月に金正日(キム・ジョンイル)総書記の弔問のため平壌を訪れて以来、3年7カ月ぶり。当時、後継指導者になることが決定していた金正恩氏とも面会した。 ikasumi@yna.co.kr
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