【亀尾聯合ニュース】外資系企業が韓国南東部・慶尚北道亀尾市の工業団地に続々と入居し、経済活性化に大きな役割を果たしている。 日系の樹脂コンパウンド、樹脂用着色剤メーカーのNPKは800万ドル(約10億円)を投じ、亀尾第4工業団地の外国人投資地域に先ごろ工場を完成させ、試運転に入った。自動車向けプラスチックコンパウンドを製造し、韓国国内の大企業に納品する予定だ。 また、精密プレス部品などを製造する石崎プレス工業(兵庫県伊丹市)の韓国法人、石崎コリアも5月、外国人投資地域に入居する契約を交わし、2次電池缶の生産工場を9月に着工するため地質調査を行っている。 亀尾の外国人投資地域には東レの韓国子会社、東レ先端素材をはじめとする22社の外資系企業が入居している。昨年の生産額は3兆3353億ウォン(約3570億円)、輸出額は28億2700万ドルを記録した。 特に、東レの入居により炭素繊維関連の国内外メーカーが亀尾工業団地に集まるものと予想される。ある企業は3月、ソウルに近い京畿道にあった研究所を研究員40人と共に亀尾に移した。 また、韓国のLS産電はソウル近郊の工場施設を200人の従業員と共に亀尾に移転し、韓国建材メーカーのKCCも先月、亀尾に工場を完成させた。 stomo@yna.co.kr
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