韓国を最もよく率いた大統領は朴正熙氏　２位に盧武鉉氏

【ソウル聯合ニュース】韓国国民のおよそ１０人に４人が、韓国を最もうまく率いた大統領に故朴正熙（パク・チョンヒ）元大統領を挙げた。世論調査会社の韓国ギャラップが７日、アンケート結果を発表した。　調査は光復（日本による植民地支配からの解放）７０年になるのに合わせ、７月２８～３０日と、８月４～６日の２回に分けて全国の成人計２００３人を対象に行われた。　「元大統領のうち韓国を最もうまく率いた大統領は誰か｣を尋ねる質問については、全体の４４%が朴元大統領を選んだ。　次いで、故盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領（２４%）と故金大中（キム・デジュン）元大統領（１４%）が続いた。　一方、故李承晩（イ・スンマン）元大統領（３%）、全斗煥（チョン・ドゥファン）元大統領（３%）、金泳三（キム・ヨンサム）元大統領（１%）、李明博（イ・ミョンバク）前大統領（１%）、盧泰愚（ノ・テウ）元大統領（０．１%）に対する評価は低かった。　朴元大統領については「功績が多い」（６７%）が「過ちが多い」（１６%）を大きく上回った。　具体的な功績としては▼経済発展（５２%）▼農村改革運動の「セマウル運動」（１５%）▼国民生活の改善（１２%）▼京釜高速道路建設など国土開発（８%）が挙げられた。　盧武鉉元大統領の功績には▼国民との疎通（１７%）▼庶民の立場を代弁（１７%）▼庶民経済に尽力（１０%）が挙がった。　金大中元大統領については、▼対北朝鮮「太陽政策（包容政策）」（２７%）▼アジア通貨危機の克服（１８%）などが功績に挙げられた。 sjp@yna.co.kr