【ソウル聯合ニュース】東南アジア諸国連合(ASEAN)は6日、クアラルンプールで4日に開催された外相会議の共同声明を発表し、「平和的方法を用いた完全かつ検証可能な朝鮮半島の非核化や、南北統一のための道を整える6カ国協議の早期再開、持続的な南北対話のために必要な環境づくり」を強調した。 声明は北朝鮮の弾道ミサイル発射など、朝鮮半島情勢への懸念や、最大の懸案だった南シナ海情勢に関しても「深刻な懸念」を表明した。 一方、ASEAN10カ国に韓国や北朝鮮、米国、中国、日本、ロシアの6カ国協議参加国が出席し、6日に開催されたASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議の議長声明にも関心が集まっている。会議は閉幕したが、南シナ海や北朝鮮核問題をめぐる意見調整が難航し、声明発表が遅れているもようだ。朝鮮半島問題については北朝鮮の人権問題を反映させるなど、前回より踏み込んだ表現を盛り込む可能性もある。韓国の政府当局者は「ASEANの少なくない国が北について、欧米と同様のレベルと内容の非核化を求めた」と伝えた。 kimchiboxs@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0