【ソウル聯合ニュース】韓国の国家基幹ニュース通信社、聯合ニュースが日本の植民地支配解放から70年を迎えるのに合わせ13日に大統領直属の統一準備委員会と「朝鮮半島統一シンポジウム」を共催する。 ウェスティン朝鮮ホテル(ソウル市中区)で開かれるシンポジウムには、鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長や黄教安(ファン・ギョアン)首相、与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表、最大野党、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表ら、政界関係者が出席する。 「朝鮮半島の統一と南北経済の進む道」をテーマに、韓国の著名な専門家らが北朝鮮内部の状況を分析し統一に向けた多角的な方策を提示する。 洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官がはじめに「統一に進む道:信頼、平和共同発展」をテーマに基調演説を行い、政府が進める「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を基に南北の信頼構築を目指す政策)の意味を強調する。 シンポジウムは「北朝鮮の未来と韓国の統一政策」「朝鮮半島統一と南北経済協力」「分断70年と朝鮮半島の未来」の三つのセッションに分かれる。 第3セッションの「分断70年と朝鮮半島の未来」はパネルディスカッション形式で行われる。 劉性玉(ユ・ソンオク)国家安保戦略研究院長、柳浩烈(ユ・ホヨル)高麗大北朝鮮学科教授らが発表に立つ。 聯合ニュースは今年から毎年シンポジウムを開催し、朝鮮半島の平和定着と統一に向けた討論の場を設け、統一を先導する報道機関を目指す計画だ。 同社の朴魯晃(パク・ノファン)社長は「北の内部の動きや朝鮮半島の周辺国をめぐる国際情勢を正確に診断し対応すべきだ」との考えを示した。また、シンポジウムが朝鮮半島統一の青写真を描く出発点になることを期待すると述べた。 sjp@yna.co.kr
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