【ニューヨーク聯合ニュース】旧日本軍に慰安婦として動員された韓国人被害者の姜日出(カン・イルチュル)さんが6日(現地時間)、米ニューヨーク州ナッソー郡のホロコースト記念館を訪れ、日本の蛮行を糾弾し、被害者に謝罪しない日本政府を批判した。 姜さんはスティーブン・マーコウィッツ館長との面談で、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)はドイツの謝罪で解決されたが、旧日本軍の慰安婦問題は日本政府が謝罪をせず、解決されていないと述べた。 また、記念館側に「日本の犯罪行為についてもっと取り上げてもらいたい」と要請した。 これに対しマーコウィッツ館長は、世界各地の人権侵害に関する展示や講演が記念館で行われていると説明した上で、来年3月に開かれる日本軍性奴隷の被害者をテーマにした特別展への協力を求めた。 姜さんは同郡アイゼンハワーパーク内にある慰安婦の碑も訪れ、「米国により多くの慰安婦の碑と平和の少女像が建てられることを願う」と述べた。 慰安婦として動員された被害の実情を国際社会に伝えるため訪米中の姜さんは7日に米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューが、10日にグレース・メン米下院議員(民主党)との面談が予定されている。 hjc@yna.co.kr
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