ASEAN地域フォーラムに出席している北朝鮮のリ・ドンイル報道官(写真)は6日、「北朝鮮の追加核実験はアメリカの態度にかかっている」と明かした。(提供:news1)
ASEAN地域フォーラムに出席している北朝鮮のリ・ドンイル報道官(写真)は6日、「北朝鮮の追加核実験はアメリカの態度にかかっている」と明かした。(提供:news1)
ASEAN地域フォーラムに出席している北朝鮮の代表団は6日、「北朝鮮の追加核実験はアメリカの態度にかかっている」と明かした。

 北朝鮮外務省のリ・ドンイル報道官はこの日の午後、マレーシア・クアラルンプールで記者会見を行い、リ・スヨン外相のフォーラムでの発言に関してこのように述べた。

 リ・ドンイル報道官は「アメリカが望んでいるのは、朝鮮半島の“非核化”ではなく、朝鮮半島の“米国化”だ」と非難し、「我々はことし1月に米韓合同軍事訓練を中断すれば核実験を中断するという立場を明確にしたが、アメリカはこれを拒絶した」と指摘した。

 続けて「このような合同訓練は核戦争の訓練だ」とし、「アメリカの武力増強は第2の朝鮮戦争を招来する可能性がある」と強調した。

 さらに「アメリカは『戦略的忍耐』を追求しながら、対話に非合理的な条件を掲げると同時に、我々の経済を押さえつけるための卑劣な措置をとっている」とし、「彼らは経済制裁を平和的な私企業にも加えている」と非難した。

 同時に「アメリカは軍事的脅威と経済制裁にも不十分なのか、いわゆる“人権”キャンペーンを繰り広げている。アメリカは北朝鮮を人権が侵害されているひどい所だと報道している」と指摘した。

 またリ報道官はアメリカを指しながら「一番多くの核を保有する国家の脅威を受けている自首国家として北朝鮮は、一つの選択をするしかない」とし、「北朝鮮は2013年から経済と核を同時に発展させる並進路線を追求している」と紹介した。

 続けて「何年かかけて並進路線は、良い選択だったことが証明された」と自ら評した。

 さらに「現在、朝鮮半島の情勢はとても緊張しており複雑だが、我々は未来に対して肯定的だ」とし、「朝鮮半島が統一される日を祝うつもりだ」と述べた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0