ロッテグループ労働組合が5日、重光昭夫(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60)会長の支持を宣言した。(提供:news1)
ロッテグループ労働組合が5日、重光昭夫(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60)会長の支持を宣言した。(提供:news1)
ロッテグループ労働組合が5日、重光昭夫(韓国名:辛東彬/シン・ドンビン、60)会長の支持を宣言した。

 19の系列会社の労働組合協議体であるロッテグループ労働組合協議会はこの日午後、ロッテワールド地下1階教育場にて記者会見を開き「長い間ロッテで苦楽を共にし、グループの飛躍的発展を導いた重光昭夫会長の経営能力および資質に、労働組合と10万人の職員は無限の信頼と支持を送る」と明らかにした。

 続けて「今の事態は全くグループに貢献したことがなく、経営能力や資質さえ検証されていない者と、彼を追従する人々がグループのイメージを損壊しており、役員の名誉も棄損した重大な事案」とし「グループの安定的な成長を妨げる者を座視しないだろう」と付け加えた。

 会議にはカン・ソクユンロッテグループ労働組合協議会議長(ロッテワールド労働組合委員長)をはじめ、ロッテケミカル、ロッテカード、ロッテマート、ロッテ製菓など19の系列会社の労働組合委員長らが参加した。

 カン・ソクユン労働組合議長は「ロッテグループの81の系列会社10万人の職員を率いる重光昭夫会長を中心に、ロッテが速やかに正常化されるよう総力を尽くす」と述べた。

 一方、前日の日韓ロッテ経営陣に続き、職員を代表する労働組合が重光昭夫会長を支持し、今後の経営権争いに少なからず影響を及ぼすものとみられる。労働組合は「グループに貢献したことがなく、経営能力と資質さえ検証されていない者」という言葉で、重光宏之(韓国名:辛東主/シン・ドンジュ、61)前副会長を間接的に批判した。



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