演説する趙第1次官=3日、ソウル(聯合ニュース)
演説する趙第1次官=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙太庸(チョ・テヨン)第1次官は3日、ソウル市内の高麗大で開催された東アジア共同体フォーラムで基調演説を行い、今年3月に行われた韓中日外相会談で「歴史を直視し未来に向かって進む」ことに合意したことに触れ、「このような精神を生かして、これまでの(北東アジア)戦後秩序の基盤になってきた歴史認識を(日本が)しっかりと継承すれば、3国間協力は順風を受け力強く前に進むことができるだろう」と強調した。 安倍晋三首相が近く発表するとみられる戦後70年談話で歴代内閣の談話を継承し、正しい歴史認識を示すよう求めたものとみられる。 また「歴史問題に起因する逆風が止まらず、この地域を未来へ導くために必要な推進力を作り出すのに少なくない障害になっている」と指摘した。 韓中日外相会談が3年ぶりに開催されたことについては、「このようにやっと開いた新芽が下半期の3国首脳会談で実を結ぶよう引き続き努力を傾けていく」と話した。 フォーラムには韓中日3カ国の協力推進を目指す機関「韓中日三国協力事務局」の岩谷滋雄事務局長も参加した。 yugiri@yna.co.kr
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