【ソウル聯合ニュース】米軍が戦時に備え、北朝鮮の地下軍事施設の精巧な地図を作成し、韓米両軍幹部を対象に同施設に関する教育プログラムを運営中であることが分かった。聯合ニュースが1日までに入手した合同参謀本部の軍事学術誌「合同参謀」7月号の寄稿文から明らかになった。 寄稿者である特殊戦司令部所属の陸軍少佐は「北朝鮮非対称戦力に対する韓国軍対応案」という題名の寄稿文で、在韓米軍が韓国で韓米両国軍幹部が参加する「UGF(地下施設)」という名称の教育プログラムを運営していると説明した。 同プログラムは1990年代中盤に米陸軍が作ったもので、在韓米軍には2007年に導入され、韓国軍の幹部は昨年から参加が始まった。 韓国で実施されている同プログラムでは地下施設全般に関する教育と共に、北朝鮮の地下施設に関する情報共有も行われる。 現在、北朝鮮の地下施設は6000~8000カ所と推定される。米軍は北朝鮮脱出住民(脱北者)の陳述などに基づき、北朝鮮の地下施設に関する精密地図を作成している。 yugiri@yna.co.kr
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