【ソウル聯合ニュース】後継者争いが激化するロッテグループで、31日にも創業家の「家族会議」が韓国で開かれるとみられるなか、グループ創業者である辛格浩(シン・ギョクホ、日本名:重光武雄)氏の弟の辛ソンホ(日本名:重光宣浩)サンサス商事社長が同日午後3時ごろ金浦国際空港経由で韓国入りした。 ロッテグループの経営権をめぐっては、格浩氏の長男である辛東主(シン・ドンジュ、日本名:重光宏之)元ロッテホールディングス(HD、本社・東京)副会長と次男の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)ロッテHD副会長(韓国ロッテグループ会長)が対立している。 東主氏は今月27日、格浩氏を韓国から東京に連れて行き、格浩氏と共にロッテHDで東彬氏を含む取締役の解任を言い渡した。ソンホ氏はこの訪日に同行していたとされる。この解任は翌28日にロッテHDが開いた取締役会で無効とされ、格浩氏が代表権を外れ名誉会長に退くことが決まった。 ソンホ氏が韓国を訪れたのは父親の法事への出席が目的とみられるが、格浩氏、その妻の重光初子氏、東主氏、ソンホ氏ら、東彬氏を除く創業家一族が韓国に集まったことから、法事を機に家族で経営権をめぐり意見を交わすものとみられる。 stomo@yna.co.kr
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