【ニューヨーク聯合ニュース】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は30日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で訪米中の韓国与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表と会談し、「韓国政府の朝鮮半島の平和定着に向けたビジョンが実現するよう支援を続ける」と強調した。また、「北を対話に誘導し、南北関係改善に寄与するため、いかなる役割でも果たす意志がある」と話した。国連本部側が明らかにした。 セヌリ党報道官によると金氏は、イラン核協議の最終合意を受け米国をはじめとする国際社会が北朝鮮核問題の進展に関心を寄せるよう、潘氏の努力に期待を示した。潘氏は「今後も関心を持ち努力する」と応じたという。 国連事務総長の任期が1年余りとなった潘氏は次期韓国大統領選への出馬もささやかれており、次期大統領選の有力候補とされる金氏との会談で国内政治問題についても議論したとの観測も出たが、金氏は「国内政治については一言も出なかった」と一蹴した。 ikasumi@yna.co.kr
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