東アジア杯での決戦を控えたシュティーリケ号(韓国サッカー代表)が映画観賞に出かける余裕をみせた。
東アジア杯での決戦を控えたシュティーリケ号(韓国サッカー代表)が映画観賞に出かける余裕をみせた。
東アジア杯での決戦を控えたシュティーリケ号(韓国サッカー代表)が映画観賞に出かける余裕をみせた。

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 シュティーリケ監督率いる韓国代表は、中国・武漢で開催される2015東アジア杯出場のため、31日に出国する。代表チームは29日午後、ソウルイーランドFCと練習試合をおこない、イ・ジョンヒョプの決勝ゴールで勝利(1-0)した。

 ポジション争いにし烈を極める中、シュティーリケ監督は30日午前、あるマルチコンプレックス劇場へ選手一行を連れて行った。目的は”映画観賞”。選手、コーチングスタッフ全員での観賞会だった。監督の意図とは…?

 現在、韓国全土に猛暑注意報が発令されるほど、気温が高い韓国。前日、全選手が30分以上ずつ練習試合に出場したため、シュティーリケ監督は疲労回復を最優先に考えた。猛暑の午前中、回復トレーニングをするのも難しいと判断した監督は、選手たちのストレスと緊張感を少しでも和らげようと映画観賞を決行したのだ。

 この日、観賞会に選ばれた作品は韓国映画「延坪海戦」だった。同作品は、韓国が2002ワールド杯の3・4位戦に向け、期待で湧き上がる6月29日に発生した、北朝鮮艦艇の奇襲挑発による南北交戦を基にした映画。東アジア杯で韓国は、永遠のライバル=日本、そして北朝鮮との対決を控えているが、シュティーリケ監督にとって初の”日韓戦”でもある。愛国心が強い映画を選手たちに観賞させ、「精神教育」の一環として実行したと報じられた。

 なお、代表チームは猛暑を避け、30日午後5時30分より、韓国で最後のトレーニングをおこなう予定。シュティーリケ監督は「日曜日まで、ベスト11について悩みたい」と話し、決戦に備えている。


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