【坡州聯合ニュース】韓国保守市民団体の対北ビラ散布国民連合は27日にソウル北方の京畿道坡州市の臨津閣から北朝鮮に向け体制を非難するビラを飛ばす予定だったが、警察に阻止され散布できなかった。 警察は地元住民らと団体の衝突に備え、同日午前10時から臨津閣周辺に人員を配置し、対北ビラ散布国民連合のメンバーらを乗せた車両の臨津閣への進入を阻止した。 メンバーら約10人は用意した3万枚のビラを散布することができず、臨津閣から1キロほど離れた場所で正午から1時間にわたり、記者会見と集会を行った。 対北ビラ散布国民連合代表で釜山大哲学科教授の崔祐源(チェ・ウウォン)氏は記者会見で、最近韓国内で亡命説が取り沙汰されている朴勝源(パク・スンウォン)朝鮮人民軍上将(韓国軍の中将に相当)の亡命を祝い、朴氏の亡命を北朝鮮住民に伝えるためにビラ散布を準備したと説明した。 同団体は昨年10月25日にも同じ場所でビラを散布しようとしたが、坡州地域の住民や革新市民団体の強い抵抗に遭い、断念した経緯がある。今回は住民や、ほかの市民団体との衝突はなかった。 yugiri@yna.co.kr
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