韓国の中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)が終息の兆しをみせる中、韓国保健当局は本格的な「終息宣言」準備に着手した。
韓国の中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)が終息の兆しをみせる中、韓国保健当局は本格的な「終息宣言」準備に着手した。
韓国の中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)が終息の兆しをみせる中、韓国保健当局は本格的な「終息宣言」準備に着手した。

 27日午前7時30分から、ソウル市内にあるプラザホテル4階にて「MERS民官総合対応TF」第4階会議を開催。この会議には、チャン・オクジュ次官や大韓医師協会、大韓病院協会、大韓看護協会、大韓感染学会など、保健医療団体・学会所属の専門家らが出席した。

 現在、MERS流行の終了基準、発生状況評価、また今後の対策などが話し合われている。

 「MERS民官総合対応TF」はこれまで3回おこなわれ、MERSの現況分析および拡散の可能性、情報共有、現場改善に必要事項、重症患者の治療率増加案、医療機関補償などが協議されてきた。

 対策本部は「今回の会議で論議された結果を基に、MERS関連対策を継続的に遂行していく予定」と明かした。

 一方、保健当局は公式的な「MERS終息日」については世界保健機構(WHO)基準に従うが、「日常復帰」メッセージを含んだ事実上「独自の終息宣言」を今週中にも発表するとみられる。

 関係部署によると、政府は来る28日、 黄教安(ファン・ギョアン)首相主催で政府対策会議と閣議を開き、MERS進行の経過を評価した後、後続措置などを含めた国民向けメッセージを伝える予定だ。



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