【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の洪容杓(ホン・ヨンピョ)長官は26日、KBSの時事番組で金剛山観光問題に言及し、「会って、話をし(観光)再開の方法を模索すべき」と北朝鮮側に南北対話をあらためて求めた。 金剛山観光は2008年7月の北朝鮮兵による韓国人観光客射殺事件を機に中断されたままとなっている。 洪長官は観光再開のために最も重要なのは「身辺の安全問題」と強調。同問題は北朝鮮当局が韓国当局に直接確約しなければならず、「会って話し合えば、解決法を見つけられる」との考えを示した。 2010年3月の海軍哨戒艦「天安」撃沈事件を受け韓国が同年5月から実施している対北朝鮮制裁措置(5・24措置)と関連しては、「もちろん、関係する部分もあるが、別途の問題。(金剛山観光再開問題のように)北側が求める懸案があれば、離散家族再会問題など韓国側が重視する懸案がある。こうした事案を会って話し合うべき」と述べた。 特に、離散家族再会は人道的レベルで重要かつ急がれる問題だと強調。秋夕(中秋節、今年は9月27日)の前に実現できるよう最善を尽くすと話した。  csi@yna.co.kr
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