【ソウル聯合ニュース】韓国の国会は24日の本会議で殺人罪の公訴時効を廃止する内容の刑事訴訟法改正案を賛成199、棄権4で可決した。反対票はなかった。これにより、殺人罪の控訴時効は廃止されることになった。 ただ、強姦致死や暴行致死、傷害致死、尊属殺人(自身と配偶者の直系尊属に対する殺人)などの「人を死亡させた罪」については、さらなる議論が必要という理由で法制司法委員会の審議過程から除外された。 同法案は1999年5月に大邱市内で男児が何者かに硫酸をかけられ死亡した事件の公訴時効が迫ったことを受け、最大野党の新政治民主連合の議員が発議した。 日本では2010年に、殺人などの凶悪犯罪の公訴時効の廃止や延長を盛り込んだ改正刑事訴訟法が施行された。 yugiri@yna.co.kr
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