金正恩、「反米教養施設」の新川博物館を視察

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）第1書記が「反米対決戦」の象徴的な空間である新川博物館を現地視察したと23日、朝鮮中央通信が報じた。

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　金第1書記がこの場所を訪れるのは昨年11月以降、約8か月ぶりだ。

　金第1書記は昨年の訪問当時、反米教育、階級教養の強化レベルで新川博物館への改装を指示していた。
　
　通信はことし2月からおこなわれた改装工事が約4か月で終了したとし「奇跡が創造された」と言及した。

　金第1書記はこの日の視察で「新川博物館は階級教養の拠点であり、復讐心の発源点。米帝の野蛮な行為を1つ1つ明るみに出す歴史の告発場」とし「新川博物館を通した教育活動をさらに強化しなければならない」と指示した。

　新川博物館は北朝鮮が6・25戦争当時の「米軍の良民虐殺」を主張するために建設したもので、北朝鮮は米国が2か月ほど新川軍に駐屯する間、3万5000人余りの住民を虐殺したと主張している。