【ソウル聯合ニュース】英外務省は22日、報告書の中で北朝鮮外務省儀礼局(儀典局)が先月26日に平壌駐在の外交使節と国際機関に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記や北朝鮮の体制を誹謗(ひぼう)する物品の持ち込みを禁止する内容の通知文を送ったと明らかにした。 持ち込み禁止の対象となるのは、写真や映画、文学作品、携帯電話、ハードディスクなど。 英外務省は「北朝鮮のこうした措置は国際的人権基準に違反する」とした上で、人権に関する国際義務を守っていないと指摘した。 また、報告書は今年上半期の北朝鮮の人権状況について特に大きな変化はないと評した。 同省は今年3月に発表した報告書で、表現の自由など人間の基本的な自由が極度に制限されているとして昨年に続き今年も北朝鮮を「人権憂慮国」に分類した。 さらに、昨年、機会があるたびに北朝鮮側に人権状況に対する懸念を伝えたと強調した。 sjp@yna.co.kr
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