阪神の守護神オ・スンファン(呉昇桓)の存在感は、とても大きい。(提供:OSEN)
阪神の守護神オ・スンファン(呉昇桓)の存在感は、とても大きい。(提供:OSEN)
阪神の守護神オ・スンファン(呉昇桓)の存在感は、とても大きい。

オ・スンファン の最新ニュースまとめ

 昨年から阪神の守護神として、入団年から39セーブを記録してセ・リーグのセーブ王に輝いたのに続き、ことしも10日現在で22セーブをあげている。オ・スンファンは阪神が誰よりも必要としていた藤川の役割を十分に果たしている。

 特にオ・スンファンが球団の厚い信頼を得ている理由は、ブルペンの“パイプ役”になっているからだ。和田監督の選手時代から阪神を担当しているベテラン記者は10日、「阪神はオ・スンファンを必要としている。ベテランと若い選手をうまくつなげてくれている」と述べた。

 現在、オ・スンファンと共に阪神のブルペンを守っている福原(39)、安藤(38)は40歳近くになるベテランだが、松田(21)、金田(25)、歳内(22)などの有望な若手の成長が少し遅い。その中間に位置するオ・スンファン(33)の年齢と成績が、阪神を満足させている。

 記者は「オ・スンファンが昨年やことしのような成績を維持できるなら、球団は来シーズンも残ってくれることを望むだろう。オ・スンファンがいなければ、現在の阪神では抑えを任せられる投手がいない。新しい選手を入れるよりは、好調のオ・スンファンを逃さないほうを選ぶだろう」と自身の意見を明かした。

 オ・スンファンはシーズンの成績だけでなく、自己管理においてもチームの関心を集めている。昨年、入団してすぐに阪神の新人教育用DVDに登場し、筋肉を作るトレーニングを公開し、ことしのグアムでの自主練習には金田や岩本が共にした。グランドの中でも外でも後輩たちの手本になることが、オ・スンファンの役割なのだ。

 最近、取材陣や球団関係者が一番気になっているのが「今シーズンが終わったら、オ・スンファンはメジャーに行くのか」だ。阪神とは今シーズンまでの契約となっているオ・スンファンが、どのような選択をするのかまだ決まっていないが、阪神は彼を残留させる方法を探しているようだ。

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