【ソウル聯合ニュース】5日午前3時過ぎ(現地時間)、米グアム国際空港で、韓国・釜山発の大韓航空2115便ボーイング737―800が着陸時に雨のためスリップし、滑走路を一時はみ出した。同機は再び滑走路に戻り、停止した。乗客75人にけがはなかった。 機体の一部に傷が入ったほか、エンジンに土や草が吸い込まれた可能性があり、エンジンを交換するという。 米国家運輸安全委員会(NTSB)が調査に乗り出すか検討中とみられる。韓国国土交通部は航空安全監督官を現地に派遣する。 大韓航空機は2013年8月には新潟空港で着陸時にオーバーランする事故を起こし、国土交通部は今年4月、事故機の操縦士に資格停止30日、大韓航空に課徴金1000万ウォン(約110万円)を科す処分を通知した。同事故によるけが人はいなかった。 また、韓国のアシアナ航空機も今年5月に広島空港で着陸に失敗し滑走路から外れる事故を起こした。乗客乗員27人が負傷し、現在調査が進められている。 ikasumi@yna.co.kr
Copyright 2015(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0