韓国南部の大邱(テグ)市にあるドンチョン遊園地内にかかったヘマジ橋で一日に2人の男性が命を絶った。(提供:news1)
韓国南部の大邱(テグ)市にあるドンチョン遊園地内にかかったヘマジ橋で一日に2人の男性が命を絶った。(提供:news1)
韓国南部の大邱(テグ)市にあるドンチョン遊園地内にかかったヘマジ橋で一日に2人の男性が命を絶った。

 4日、大邱東部警察署によると、3日午後8時30分頃、ヘマジ橋の中間地点から誰かが川に飛び込む音が聞こえたという市民からの通報が入ったという。橋の上には所持品や遺書などはなかった。

 通報を受けた警察と消防当局は水中捜索をして4日0時過ぎに大学生の26歳男性の遺体を発見した。

 男性は最近受けた消防公務員試験など、2つの試験に落ちたという。

 遺族は警察の調査で「公務員試験に次々と落ち、ストレスを受けたようだ」と述べているという。

 警察は男性が人生を悲観し、投身自殺したものと推定して遺族らを調査している。

 この日午前1時頃にもヘマジ橋で30mの高さの主塔に上がった46歳男性が落ちて病院に搬送され、死亡した。

 通報した市民は「男性が『今日は頂上に登らなきゃ』と叫んだ後、ワイヤーをつかんで登り、主塔のてっぺんから2m手前地点で落ちた」と証言している。

 2011年9月に完工したヘマジ橋は、幅6m・長さ222mの歩行者と自転車専用の斜張橋で、手すりと主塔部分に照明を設置し、夜景の名所として人気がある。


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