【集安、ソウル聯合ニュース】韓国の地方公務員の研修団が乗ったバスが1日に中国東北部の吉林省・集安で橋から転落した事故で、事故現場近くに設置された防犯カメラの映像が公開された。 中国国営通信の新華社と大手ニュースサイトの新浪網が入手し2日に公開した事故当時の映像によると、バスは速いスピードで橋に進入した際に右側の欄干にぶつかり転落したとみられる。 約10秒のこの映像を詳しく分析すると、バスは橋に進入するため急激に左折した際に、右に重心が傾く様子が映っている。スピードをコントロールできていなかったと推定される。 バスは左に進行方向を変えようとするが、橋に強く衝突する。そして、傾きながら進もうとするものの重心を失い橋から転落した。 この映像は「当時、バスが速いスピードで走っていた」とする目撃者らの証言とほぼ一致する。 だが、この映像では運転席の様子などは確認できず車両の欠陥の可能性も提起されているため、事故原因を断定するにはまだ早いという指摘が出ている。 研修団は先月29日から今月3日までの予定で訪中した。1日午後3時半(日本時間午後4時半)ごろ、分乗していた6台のバスのうち1台が集安を移動中に橋から転落。韓国人10人が死亡し、中国人運転手1人も2日午前に死亡が確認された。 sjp@yna.co.kr
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