【ソウル聯合ニュース】韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの流行が沈静化しつつある中、各官庁の長官(閣僚)や次官が景気回復策を模索するため経済の現場を訪れる。政府が2日、MERS点検会議で決定した。 2日から5日にかけ、33官庁の長官・次官44人が在来市場や商店街、流通センター、旅客ターミナル、企業などを訪れ、国民の声を聴取して支援策を検討する。 海洋水産部長官は水産物の取引現況を確認し、教育部長官と女性家族部長官は在来市場を、産業通商資源部長官は中小輸出企業をそれぞれ訪れる。また、環境部長官はMERSの防疫・管理状況を点検し、国土交通部長官は産業団地を訪れ従業員らを激励する。 黄教安(ファン・ギョアン)首相は会議で「MERSによる国民の困難を徹底して把握し、政府レベルの支援策を講じてほしい」と求めた。 stomo@yna.co.kr
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