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特に注目される点は金第1書記一家の統治資金を管理する労働党39号室出身や軍の高位級将軍など、北朝鮮内部でもエリート支配階層に該当する人物が脱北や亡命の当事者になっているということだ。
この日、ある媒体は複数の対北朝鮮消息筋の言葉を引用し、「2000年と2007年の南北首脳会談に関与した高位職軍将軍が北朝鮮を脱出し、第3国に亡命した」と伝えた。また、また、国家安全保衛部など、韓国の情報機関に該当する機関の幹部も脱出ラッシュに合流したと伝えられている。
国家情報院など政府当局では、このような一連の北朝鮮幹部の離脱に対して、公式的な確認はしていないが、すでに当局の情報網に相当数の情報が入っていることが分かった。
韓国政府はこのような傾向は金第1書記執権後に目立つ「恐怖政治」の影響であると分析している。特に、チャン・ソンテクの処刑後、大々的な検閲を通じて、事実上、全国単位の粛清および処罰を断行したのが、北朝鮮の幹部を恐怖に陥れた決定的契機だったと見られる。
これらから、北朝鮮の権力層の間で、金第1書記の指導力に不信感が拡大し、金第1書記の支持が履行されず、また金第1書記がこれを処罰対象とする悪循環が繰り返されているのではという分析も出ている。
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