釜山港湾公社社長のイム・ギテク(林基澤)氏が30日、イギリス・ロンドンで行われた第9代国際海事機構(IMO)事務局長に当選した。(提供:news1)
釜山港湾公社社長のイム・ギテク(林基澤)氏が30日、イギリス・ロンドンで行われた第9代国際海事機構(IMO)事務局長に当選した。(提供:news1)
釜山港湾公社社長のイム・ギテク(林基澤)氏が30日、イギリス・ロンドンで行われた第9代国際海事機構(IMO)事務局長に当選した。

 デンマークやロシアなど6カ国から候補者が出て、IMO理事国の40カ国による秘密投票で行われた今回の選挙で、韓国からの候補者であったイム氏は熾烈な争いの結果、デンマークからの候補者に12票差となる26票を獲得し、当選した。

 イム氏は30年以上にわたり、国内外の海運・海事分野に携わってきた専門家で、韓国海洋大学航海学科を卒業し、海洋水産部に勤め、海運政策課長や海事安全担当局長、中央海洋安全審判院長など海事分野の主要な職務に携わってきた。

 特に1998年から2001年まで在英IMO連絡官、2006年から2009年まで在英韓国大使館参事官を務め、IMOと国際海事舞台で交流を深めてきた。

 今回の選挙にイム氏は、IMO理事国に新たに変貌するIMOに対するビジョンや戦略を発表し、支持を訴えた。

 当選直後、イム氏は「韓国政府の積極的な支援のおかげで当選の栄光をつかむことができた」とし、「惜しみない声援を送ってくださった政府関係者や海軍、民間の後援会関係者の皆さんに感謝している」と述べた。

 IMO事務局はイギリス・ロンドンにあり、職員300名が勤務している。次期事務局長の任期は2016年1月から4年で、再任も可能である。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0