安倍首相(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
安倍首相(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官は30日の記者会見で、日本の週刊誌「週刊現代」の記事に掲載された旧日本軍の慰安婦問題に関する安倍晋三首相の発言について、「必要があれば日本政府側も立場を表明すべきではないか」との考えを示した。 同記事をめぐり日本政府に事実関係の確認を要請するかを聞かれ、答えたもの。魯報道官はその上で、「通常、日本の週刊誌の報道内容については特に価値を置いていない」と述べた。 週刊現代の記事によると、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が韓日国交正常化50周年を機に来日する直前、安倍首相は「オフレコ」の場で、「従軍慰安婦問題は3億円あれば解決できるんだ。でも、カネの問題じゃないからなあ」と述べたという。 魯報道官はまた、外務省の杉山晋輔外務審議官が29日の講演で、秋口に韓中日首脳会談か、国連総会で韓日首脳会談が開催される可能性があるとの見通しを示したことについて、「現時点で韓日首脳会談の具体的な開催時期を論じるのは時期尚早」と述べた。その上で、「両国が持続可能な信頼を構築できる首脳会談を開催するための環境づくりが重要だ」と強調した。 ikasumi@yna.co.kr
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