【坡州聯合ニュース】韓国と北朝鮮は30日、北朝鮮・開城で故金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏の訪朝に関する事前協議を行ったが、訪朝日程は確定しなかった。 金大中平和センターの理事を務める金聖在(キム・ソンジェ)元文化観光部長官ら5人が同日午前、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会のメン・ギョンイル副委員長ら5人と日程などの調整を行った。 金氏らは午後2時ごろ韓国に戻った後、「7月中の訪朝を望む李氏の意向を北に伝えた」と明らかにした。これに対し、北朝鮮側は李氏の意向を尊重し、上部に報告すると答えたという。双方は追って再協議し、訪朝日程を話し合う予定だ。 李氏の訪朝は、昨年末に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が李氏宛てに送った親書で、平壌訪問を招請したことを受け進められてきた。 金大中平和センターは4月半ば、李氏の5月末の訪朝に向けた事前協議を北朝鮮に提案。北朝鮮はしばらくあいまいな態度を見せていたが、最近になって協議に応じた。 訪朝が実現した場合、金第1書記と面会するかどうかが最大の関心事となっている。 stomo@yna.co.kr
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