【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は30日、北朝鮮・開城で故金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏の訪朝に向けた事前協議を行う。 金大中平和センターの理事を務める金聖在(キム・ソンジェ)元文化観光部長官ら5人が訪朝し、北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会のメン・ギョンイル副委員長ら5人と李氏の訪朝時期などについて調整する。 同センター関係者によると、北朝鮮側が李氏の訪朝に好意的な態度を示しており、光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の8月15日以前の訪朝が可能とみられる。 李氏の訪朝は、昨年末に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が李氏宛てに送った親書で、平壌訪問を招請したことを受け進められてきた。 李氏の訪朝が実現した場合、金第1書記との面会が実現するかが最大の関心事となる。同センター関係者は面会の可能性について、「金第1書記が親書を送ってきたため前向きに考えている」と述べた。 光復(日本による植民地支配からの解放)70周年を前に面会が実現すれば、冷え込んだ南北関係にも肯定的な影響を与えると予想される。 hjc@yna.co.kr
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