【ソウル聯合ニュース】韓国農村経済研究院が29日に発表した北朝鮮の農業動向報告書によると、南北間で搬入・搬出した農林水産品の貿易規模は2011年が3307万ドル(約41億円)、12年が3691万ドル、13年が2083万ドル、14年が3806万ドルだった。 2010年3月の韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件を受け、北朝鮮に対し制裁措置(5・24措置)が取られた同年の1億2954万ドルと比べ、大幅に減っている。特に北朝鮮から韓国に搬入された額の減少幅が大きかった。 農村経済研究院は「政府の5・24措置により、貿易量が大幅に減少したとみられる」とした上で、「5・24措置が下された2010年の場合、それまでの契約分があったため、それなりに維持された」と説明した。 一方、今年に入ってから3月までに北朝鮮が中国から輸入した小麦粉・とうもろこし・米などの穀物の輸入量は8583トンで、前年同期比67.3%減となった。 yugiri@yna.co.kr
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