サッカー女子ワールドカップ16強の主役たちは果たして、海外進出の夢を叶えられるだろうか。
サッカー女子ワールドカップ16強の主役たちは果たして、海外進出の夢を叶えられるだろうか。
サッカー女子ワールドカップ16強の主役たちは果たして、海外進出の夢を叶えられるだろうか。

チョ・ソヒョン の最新ニュースまとめ

 ユン・ドクヨ監督(54)率いる韓国女子サッカー代表チームが「2015 FIFA女子ワールドカップ」で史上初勝利と16強進出という快挙を成し遂げた。W杯でゴールを決めたキャプテン、チョ・ソヒョン(26、現代製鉄)と攻撃手チョン・ガウル(26、現代製鉄)は海外舞台での株価が暴騰した。実際に、彼女たちを望む海外チームが以前から存在していたという。しかし、海外進出は現実的に容易ではない。

 “女キ・ソンヨン”チョ・ソヒョンは代表チームで攻守を繋ぐ役割を果たす。攻撃から守備まで縦横無尽に駆け回り、外国選手との競り合いでも強いチョ・ソヒョンの姿は、高い評価を受けた。

 現在、アメリカ、英国、ロシアがチョ・ソヒョンに関心を示している。特に、チ・ソヨン(24)が所属するチェルシーLFCとパク・ウンソン(28)のFCロシヤンカが最も彼女を望んでいる。

 チョ・ソヒョンは「ソヨンやウンソンさんがいないチームに一人で行きたいという気持ちもある。英語も初心者ではないので、適応できるだろう。周囲からも海外に行った方がいいと言われる。良く評価してもらっている分、頑張ろうと思った」と海外進出を希望した。

 同い年のチョン・ガウルもやはり、海外進出に対する夢を持っている。彼女は「海外進出はすべてのスポーツ選手の夢だ。幼少期にチャンスもあったが、さまざまな問題で逃してしまった。LAや英国のチームから声がかかっている」と話す。

 しかし、男子選手と違い女子選手は移籍が難しい。チョ・ソヒョンとチョン・ガウルは次シーズンまで契約が残っている。海外チームは韓国選手投入のために、移籍料を支払うのに負担を感じる。国内チームもやはり、移籍料なしで契約期間が残っている選手を海外に送り出すのは難しい状況なのだ。2選手がFAになるまで待つならば、すでに“ワールドカップ プレミアム”は無かったことになる。現実的にいまが海外に行くチャンスだ。

 チョ・ソヒョンは「契約期間が1年半ほど残っている。チームとの話し合いがうまくいき、海外に行けることになればうれしい。力や技術の良い海外選手たちとぶつかりながら、もっと発展したい」と海外進出を熱望した。

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