【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長が29日、韓国南西部の光州市で3日に開幕するユニバーシアード夏季大会のメーン会場となる光州ワールドカップ競技場を訪問した。同部が同日、明らかにした。 崔議長は北朝鮮が同大会への不参加を決めたことに言及し、「北が大会の成功を妨げるため大会期間前後に競技場周辺でテロなどの挑発を行う可能性がある」と指摘。その上で、警備体制を強化していると説明した。 また、大会組織委員会や対テロ安全対策本部を中心に行政、軍、警察による統合警備作戦を綿密に準備するよう指示した。 北朝鮮は19日、大会組織委員会に大会参加は難しいという趣旨の電子メールを送ってきた。不参加の理由として、北朝鮮の人権状況を監視するための拠点となる国連北朝鮮人権事務所(ソウル国連人権事務所)がソウルに開所されることや韓国側の軍事的挑発などを挙げた。  sjp@yna.co.kr
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