平岡秀之氏=(聯合ニュース)
平岡秀之氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の銀行大手、新韓銀行の日本現地法人SBJ銀行で、初の平社員出身の幹部が誕生した。 新韓銀行は26日、SBJ銀行が25日に株主総会を開き、現地採用行員の平岡秀之氏が企画部担当執行役員に選任されたと明らかにした。 平岡氏は明治大で経営学を専攻し旧北海道拓殖銀行や旧中央信託銀行に勤務した。 2010年にSBJ銀行に入行し、同行横浜支店支店長や企画部部長などを歴任した。 新韓銀行ではグローバル現地化を推進する過程で経営陣を外部から迎えたことはあったが、平社員として入行し役員ポストまで昇進した事例は今回が初めてとなる。 新韓銀行は現地の金融環境や文化に精通した現地採用行員が営業を担当し、本国行員は管理・支援する現地化戦略を採用。現地行員が法人社長まで昇進できる執行役員制度を運用中だ。 新韓銀行は「SBJ銀行設立後から人材の現地化を進め、本部部署長の現地採用行員比率が80%に達した」と説明した。 sjp@yna.co.kr
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