25日午後4時、映画「延坪海戦」を鑑賞するため、ソウル市内にある清潭(チョンダム)シネシティを訪れた李元大統領は、「国を守る方法はいろいろあるが、命をかけて国を守る、これ以上の愛国心はない」とし、「これこそが最高の愛国だ」と述べた。
本格的な映画鑑賞の前に李元大統領は、2002年W杯時の応援写真などがある映画のポスターを見ながら「当時、延坪海戦の犠牲者家族がどれほど悔しい思いだっただろうか」とし、「気をもんだことだろう」と気の毒に思う様子を見せた。
李元大統領は、この映画を鑑賞しようと思った理由について「延坪海戦で命を落とした人たちをいつまでも記憶にとどめておくべきだ」とし、「彼らを称えるために今日、この場を訪れた」と答えた。
また「在任時に延坪海戦が勃発しなかったが、就任後、この事件について新たに評価した。変わることなくこの国の平和を守るべきだ」と強調した。
さらに「安保は言葉だけでできるものではなく、そのためには犠牲が伴う」とし、「愛国心が一番高い価値だと評価される国がちゃんとした国だ」と述べた。
この日の鑑賞にはキム・ビョンギ元国防秘書官をはじめ10名の参謀陣も共にした。
李元大統領は、就任した2008年に「西海交戦」と呼ばれていた第2延坪海戦を「延坪海戦」と変えていた。
映画「延坪海戦」は、2002年6月15日と29日に延坪島付近で韓国海軍の艦艇と北朝鮮の警備艇間に発生した海上戦闘を描いた実話をもとにした作品。
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