【世宗聯合ニュース】韓国国土交通部は23日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、同日から全ての国内線旅客機に自宅隔離対象者が搭乗することを禁止すると発表した。保健当局の要請を受けての措置という。金浦、済州など全国14の空港では、各航空会社の発券担当職員が、MERS自宅隔離対象者リストが掲載されている会社の端末にアクセスし、利用客が自宅隔離対象者かどうかを確認してから発券する。 国際線の場合、出国が禁止されているMERS自宅隔離対象者は出国審査を通過できない。 国内線については搭乗を制限する方法がなかったが、MERSの感染が拡大してから1カ月たってようやく政府が搭乗制限措置を講じることになった。 最近では、MERS感染者が、感染が確認される前に大韓航空機で済州島を訪れ、同社の客室乗務員14人と地上職員8人が隔離された。 sjp@yna.co.kr
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