【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は22日、ゼイド・フセイン国連人権高等弁務官が23~25日、韓国を公式訪問すると発表した。国連人権高等弁務官の来韓は11年ぶりとなる。 フセイン氏は23日、ソウルで開催される国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の開所式に出席する。ソウル事務所は北朝鮮の人権状況の調査などを担う。 フセイン氏は来韓中、朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談するほか、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官や洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官らとそれぞれ会談する。また、旧日本軍の慰安婦問題解決に取り組む韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が運営する「戦争と女性人権博物館」を訪れ、慰安婦被害者らと面会する予定だ。 国連人権高等弁務官事務所は北朝鮮の人権侵害問題だけでなく、慰安婦問題についても戦時の女性人権侵害として大きな関心を示してきた。フセイン氏の前任のピレイ氏は退任前に声明を発表し、日本政府に対し、慰安婦問題の包括的で永久的な解決を求めた。 kimchiboxs@yna.co.kr
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