韓国・サパ小学校の野球部、ウィ・ジュビン君(6学年)が20日、昌原・馬山野球場で開かれるNCダイノスのホーム試合に始球式の投手としてマウンドに立つ。(提供:OSEN)
韓国・サパ小学校の野球部、ウィ・ジュビン君(6学年)が20日、昌原・馬山野球場で開かれるNCダイノスのホーム試合に始球式の投手としてマウンドに立つ。(提供:OSEN)
韓国・慶南(キョンナム)・昌原市(チャンウォンシ)・サパ小学校の野球部、ウィ・ジュビン君(6学年)が20日、昌原・馬山(マサン)野球場で開かれるNCダイノスのホーム試合(ハンファ・イーグルス戦)に始球式の投手としてマウンドに立つ。

 ウィ君は肉腫(腕や脚の骨、筋肉などにできる悪性腫瘍)診断を受けたが、野球選手の夢を希望の糧にし、病魔に勝った主人公だ。ウィ君の事例が地域新聞に掲載され、野球少年の夢、意志、勇気を応援するため、NCダイノスが始球式に招待した。

 ウィ君は野球選手の夢に向かっていた2013年11月、右手の親指側の肉腫診断を受けた。そのため、学校もスポーツも1年余り中断しなくてはならなかった。

 しかし、ウィ君がつらい抗がん剤治療を受け、がん克服の支えとなったのは野球の夢だった。ボールを投げる手が痛くなると「左手で投げる方法を身につけてまでも、野球を必ずやりたい」と両親に話していたという。昨年10月に治療を終え、「無理はするな」という医師や両親の引き止めにも、ウィ君の「野球をまたしたい」という意志が強かった。

 ウィ君は球団職員に会い、「僕は遊撃手なのでソン・シホン選手(34)が好きです。始球をすることになったら、ソン・シホン選手に会って、内野守備が上手になる方法を習いたいです」と語った。

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