懸命に治療を行う医療陣=(聯合ニュース)
懸命に治療を行う医療陣=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は19日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス患者1人(70代男性)が死亡したと発表した。 この患者は、先月27~29日にサムスンソウル病院(ソウル市)の救急室にいた際に感染し、今月10日に感染が確認され治療を受けていた。 MERS感染による死者はこれで計24人に増え、致死率は14.5%となった。 死者を年齢別に見ると、60代と70代がそれぞれ8人(33%)で最も多く、50代が4人(17%)、80代が3人(13%)、40代が1人(4%)。 このうち22人(92%)は慢性疾患患者や高齢者で、MERS感染から重症に発展する確率が高いハイリスク群に属する人たちだったという。 一方、MERSに感染したものの完治して退院した人は6人増え、計30人となった。 感染が確認され現在治療を受けている人は112人で、このうち16人は容体が不安定な状態だ。 sjp@yna.co.kr
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