【ソウル聯合ニュース】韓国の1~5月の貿易額に日本が占める割合は7.6%と、韓日国交正常化後で最も低いことが18日、分かった。韓国貿易協会の国際貿易研究院が分析した。国交が正常化した1965年、韓国の貿易の34.5%が対日だった。50年間で5分の1程度まで縮小したことになる。 日本への依存度は1973年に39.8%に達した後、1980年が22.4%、1990年が23.1%、2000年が15.7%、2010年が10.4%と低下し、昨年は7.8%にとどまった。 韓国の輸出における日本の割合は1965年に25.5%と2番目に大きかった。その後、3位に下がり、今年1~5月は5.0%と5位に後退した。 輸入の日本への依存度は、1965年の37.8%から今年1~5月は10.7%に縮小した。特に依存度が高かった素材・部品は1994年の34.9%から昨年は18.1%に下がり、代わって中国から輸入する素材・部品が5.2%から28.9%に拡大した。 国交正常化後、韓日貿易はおおむね拡大してきたが、2011年をピークに縮小に転じた。世界的な景気の停滞と原油安に加え、円安の進行が響いたと分析される。また、両国間の政治・外交的な関係悪化も影響を与えている。 国際貿易研究院の関係者は「韓日の経済協力を強化するには、新たな価値をつくるビジネスモデルの創出、韓日自由貿易協定(FTA)の締結、第三市場への共同進出、新成長分野での協力拡大などを推進する必要がある」と話した。 mgk1202@yna.co.kr
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