【ソウル聯合ニュース】18日に韓国首相に就任した黄教安(ファン・ギョアン)氏が、さっそく中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの対応現場を訪れた。 黄首相は同日午後に朴槿恵(パク・クネ)大統領から任命状を受け取った後、MERS感染者の隔離・治療を行っているソウルの国立中央医療院を訪問。8階の隔離病棟入り口で院長から現状の報告を受け、治療状況を点検した。 黄首相は、MERSをめぐる不安が続いており首相として責任感を感じるとした上で、「私がコントロールタワーとなり、MERS終息の先頭に立つ」と意欲を示した。続けてソウルの中区保健所を訪れ、職員らを激励した。 黄首相は当初、任命状を受け取った後に就任式を行う予定だったが、医療院などを訪問するため式の開始を遅らせた。 韓国でこれまでに確認されたMERS感染者は計165人で、うち死者は23人となっている。 stomo@yna.co.kr
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