【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が朝鮮人民軍の対韓国・海外工作業務やサイバー戦の担当者を激励する「偵察イルクン(活動家)大会」を初めて開催した。 朝鮮中央通信は18日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記がこの大会に書簡を送り、出席者と一緒に記念写真を撮ったと報じた。大会の日付や内容などは明らかにしていない。 大会には軍の偵察総局関係者、工作員、戦闘員らが出席したとみられる。偵察総局は金第1書記が後継者に内定した直後の2009年2月、人民武力部(国防部)の偵察局と朝鮮労働党の作戦部、海外工作業務を担う35号室の3機関を統合して発足した機関で、対外工作業務を総括する。サイバー戦力の中核であり、昨年のソニー米映画子会社へのサイバー攻撃に関与したとされる。 北朝鮮がこうした催しを初めて開き、金第1書記が出席者と記念撮影を行ったことは、対外工作、サイバー戦関連の機能と業務の強化に向けた動きと受け止められる。 mgk1202@yna.co.kr
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