WHO(世界保健機構)のマーガレット・チャン事務局長(写真)が「2015ソウル国際看護協議会代表者会議及び学術大会」に出席するため、18日に韓国を訪れる。(提供:news1)
WHO(世界保健機構)のマーガレット・チャン事務局長(写真)が「2015ソウル国際看護協議会代表者会議及び学術大会」に出席するため、18日に韓国を訪れる。(提供:news1)
WHO(世界保健機構)のマーガレット・チャン事務局長が「2015ソウル国際看護協議会代表者会議及び学術大会」に出席するため、18日に韓国を訪れる。

 マーガレット・チャン事務局長は今回の韓国訪問で、MERS(中東呼吸器症候群)に対するWHOの評価と勧告を提示すると見られる。

 16日、韓国保健福祉部によると、マーガレット・チャン事務局長は今回の訪韓中にチョン・ウィハ国会議長を表敬訪問し、保健福祉部のムン・ヒョンピョ長官と外交部のユン・ビョンセ長官にも会う予定だという。

 また記者会見で、韓国でのMERS発生に対するWHOの評価を明らかにし、韓国政府に勧告を提示すると見られている。

 WHOは韓国のMERS感染拡散に対する疫学調査のために、ケイジ・フクダ事務次長を代表とする訪問団を派遣した。

 一行は保健福祉部とMERS合同調査団を構成し、今月9日から13日までMERS疫学調査を行なった。

 WHO-韓国MERS合同調査団は13日のマスコミブリーフィングにて、韓国で感染拡大中のMERSコロナウイルスが伝染力の強い変種ではなく、地域社会での伝染の可能性もないと明らかにしていた。

 また患者がいくつかの医療施設を回ったことと、友人や家族によるお見舞いの文化が、MERS感染拡大の一つだと提示した。

 ただ、韓国政府の情報公開の不透明さが、MERSの初期対応の失敗を呼んだという点もはっきりした。


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