【ソウル聯合ニュース】中東呼吸器症候群(MERS)の隔離対象者に含まれた外国人は20~30人で、このうち数人が既に出国したことが16日、韓国外交部関係者の話で分かった。 MERSコロナウイルスに感染またはその疑いがある外国人は、属地主義により国籍を問わず韓国人と同様に国が管理と治療を担当する。感染者と密接に接触した場合は外国人であってもウイルス潜伏期間が終わるまでは出国できない。現在、感染者のうち外国籍の人は1人。 保健福祉部中央MERS管理対策本部の権徳チョル(クォン・ドクチョル)総括団長は同日の会見で、「自宅隔離対象者については韓国人だけでなく外国人も出国を禁じているが、出国禁止前に出国した場合は出国先に知らせている」と説明した。 中央MERS管理対策本部は、韓国に滞在中の外国人に対し、MERSの症状が出たり、感染者との接触が疑われたりする場合は積極的に保健所やMERSホットライン(局番なしの109)に知らせるよう呼び掛けている。MERSホットラインは英語をはじめ19カ国語で対応している。 hjc@yna.co.kr
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