【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の金ホン均(キム・ホンギュン)次官補は15日(現地時間)、セルビア・ベオグラードで両国政策協議会に出席し、国際社会での協力を強化することで一致した。外交部が明らかにした。 金次官補はセルビア側と両国の貿易・投資や実質的な協力の拡大、朝鮮半島や北東アジアなどの地域情勢について幅広く意見を交わした。 また、金次官補は世界遺産委員会の委員国であるセルビアに対し、朝鮮人が強制徴用され働かされた施設を含む日本の「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)の世界文化遺産登録をめぐる韓国側の立場を説明し、支持を要請した。 金次官補は日本が登録時期を1850年から1910年に設定し、1940年代の朝鮮人強制徴用の事実を無視しようとしていることを説明。いかなるやり方であれ強制労働という歴史的事実が反映されなければならないという韓国政府の立場を強調したとされる。 これに対しセルビア側は韓国の立場に共感を示した上で、世界遺産の精神と趣旨に合致する韓日間の合意が導き出されることを期待するとの考えを示したもようだ。 sjp@yna.co.kr
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