【ソウル聯合ニュース】韓国の保健福祉部は16日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスによる死者が3人増えて19人に、感染者は新たに4人が確認され154人になったと発表した。隔離対象者は370人増の5586人となった。南東部の大邱で初の感染者が確認された。 死者19人のうち、慢性呼吸器疾患など持病があったのは15人。死者は男性が14人、女性が5人で、年齢別では70代が7人、60代が6人、50代が3人、80代が2人、40代が1人となっている。新たに死亡が確認された3人のうち1人は40代の男性。男性は肝硬変や糖尿病を患っていたという。40代の死者が出るのは初めてとなる。 感染者154人のうち、病院で感染したのが76人で、患者の家族や訪問客が57人、医療スタッフなど病院関連者が26人だった。性別では男性が93人、女性が61人で、年齢別では50代が33人、60代が30人、40代が28人、70代が25人、30代が21人などとなっている。 感染者のうち新たに3人が治療を受け退院し、退院者は計17人となった。 kimchiboxs@yna.co.kr
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