【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮による南北共同宣言(2000年)から15年を迎えた15日、開催が暫定合意されていた南北共同の記念行事は行われず、韓国では中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、規模を縮小し行事が開催された。 韓国側の共同行事準備委員会は14、15の両日に行事を開催する予定だったが、MERSの感染拡大を懸念し、14日のみの開催とし、場所もソウル広場(市庁前)から市内のホールに変更した。 今回、共同行事が実現しなかったことは、8月15日の光復(日本による植民地支配からの解放)70周年を記念する南北共同行事の開催にも影響を与えるとみられる。 韓国側の準備委は70周年記念行事を、南北共同の祝典として成功させるという意志を明らかにしている。 同委関係者は15日「今は北に接触の意向を打診している状況」とした上で、「今月中に8月15日の共同行事のための接触を行うよう努力する」と話した。 だが、開催地や8月中旬に始まる韓米合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)などの問題があり、記念行事を共同開催できるかは不透明だ。 yugiri@yna.co.kr
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