【ソウル聯合ニュース】東京電力福島第1原発事故を受けた韓国の日本産水産物の輸入禁止措置をめぐり、韓日両政府は24日、スイス・ジュネーブの世界貿易機関(WTO)事務局で2カ国間協議を行う。韓国産業通商資源部が15日発表した。 韓国側は同部の通商法務課長を首席代表に、食品医薬品安全処、海洋水産部などの関係者で構成された代表団が出席する。必要なら25日まで協議を行うという。 韓国は福島第1原発事故を受け、2013年9月から福島など8県の全ての水産物について輸入を禁じている。日本政府は先月21日、この規制は不当だとして、WTOの紛争解決手続きに基づく2国間協議を韓国に要請した。韓国政府は同29日、日本に要請の受け入れを通知している。 日本側は韓国の輸入禁止措置に反発し、WTOへの提訴に向けた手続きに入っている。今回の2国間協議で問題が解決できなければ、正式に提訴するとしている。 csi@yna.co.kr
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