韓国初の原子力発電所「古里(コリ)1号機」が2007年6月18日以降、廃炉が決定した。原発の廃炉が決まったのは、韓国で初めて。
韓国初の原子力発電所「古里(コリ)1号機」が2007年6月18日以降、廃炉が決定した。原発の廃炉が決まったのは、韓国で初めて。
韓国初の原子力発電所「古里(コリ)1号機」が2017年6月18日以降、廃炉が決定した。原発の廃炉が決まったのは、韓国で初めて。

 産業通商資源部は12日、第12回国家エネルギー委員会を開き、韓国水力原子力(韓水原)に古里1号機の廃炉を勧告するという内容を審議、議決したと明かした。

 韓水原が古里1号機をさらに10年運転するためには、運営許可の期間満了2年前である2015年6月18日まで、原子力安全委員会に申請する必要がある。韓水原は手続き上、理事会を開いて政府の方針を協議する計画や古里1号機廃炉の勧告を受け入れる方針だ。

 当初、政府と韓水原は古里1号機の2次再稼働を推進してきた。反対陣営は安全性に問題があるとして、廃炉を推進してきたが、安全に問題がないと反発。さらに、廃炉世論も高くはなかった。実際に、韓水原は安全性の評価はもちろん、再稼働を念頭に置いた経済性分析を最近まで進めていた。

 しかし、2011年の東日本大震災時の福島原発における事例以降、環境団体など市民団体を中心とした廃炉主張が高まり、最近に入りソ・ビョンス釜山市長など与党も廃炉主張に加わったことで、事実上、古里1号機の廃炉が確定した。


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